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ESAと欧州のパートナ企業は、衛星を使った次世代ラジオシステムの研究開発を行っているようです。

衛星から放送するラジオ番組を車で直接受信する、衛星ラジオサービスは、6/1の記事で紹介したように、既に北米では実用化され、顧客人口が1300万人に達するという、結構メジャーなサービスなのですが、今回の試みは、これを欧州圏でも実現するとともに、いくつかのサービスの質的向上を図ることを目的にしているもののようです。

まずこのサービスにおける共通インフラとなる衛星ですが、これは新規に衛星を打ち上げるわけではなく、既存の通信衛星を利用するそうです。周波数帯は、Kuバンド。

受信側のシステムとしては、車載用の小型アンテナや受信機の研究開発が行われています。Kuバンドの衛星通信を行うとは言っても、パラボラアンテナのようなものを車につけるのはなかなか難しいため、ボディマウント型の平板型のアンテナが採用されるようです。

受信機には、データレコーダが搭載され、TVのハードディスクレコーダのように、ラジオ放送を一時停止して、後から再生したり、巻き戻したりできるようになるようです。ディジタル放送ということで、音質も良く、実現されると便利に思えるサービスになりそうです。

実験中のBMW
実験中のBMW (C)ESA, DLR


ですが・・・、僕の個人的な主観が入っているとは思うものの、このようなシステム、本当に強いニーズがあるのかなあと、少し疑問に思っています。

CDなどとは違った、時にはノイズの混じるラジオのアナログ感に、時として旅をしているという雰囲気に浸れる思いがする、というのは、あまりに個人的な感傷だとは思いますが、移動中の社内で聞くラジオですから、聴くことに集中している訳もなく(危ない!)、クリアな音質で、好きなラジオ番組を聞き逃すことの無いサービス!と言われても、なかなかピンとこないのです。

このサービス、はたして本当に欧州で爆発的な広がりを見せるのでしょうか?
従前にマーケットリサーチなども行われていると思いますが、今後の展開にも興味を持ってウオッチしていきたいです。


<ニュース元の記事>
SpaceDaily, Multimedia Car Radio Of The Future(英文)
ESA Website, Final Presentation on Mobile Ku Band Receiver Demonstrator(英文)

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